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毛皮族の軽演劇2011「滑稽を好みて人を笑わすことを業とす」 リトルモア地下

今回の毛皮族の公演で、リトルモア地下は閉まってしまうそうで、とても残念。

友人に勧められ、毛皮族に出会った場がリトルモア地下だった。

こじんまりとした劇場に客席がひしめき合っていて、爆笑すると笑い声が隣の人と共鳴するところなんかも、大好きだった。毛皮族の公演の時には、マリーさんや、延増静美さんや、高田郁恵さんの可愛い表情や、凄まじい変顔を近くで拝めるから、この劇場でもっと観たいと思っていたのに・・・。

 

T演目「ボディコン強盗」

あなたの娯楽になるわよ。今宵もボディコン強盗が盗みます。ロマンチックにピカレスク。愉快な劇。(フライヤーより)

 

柿丸美智恵さん演じる丸めがねの女が、強烈だった。

女性性のかけらもない丸めがねの独身女性が、女性性をこれでもかというくらい見せつけるボディコンを着たいと望み、オンナの世界に足を踏み入れようとする、そのコントラストだけでも十分滑稽だけど。

ストーリーそのものを追っていくことが滑稽なのではなくて、ストーリーに散りばめられたくだらないギャグの疾走感を楽しむのが、この軽演劇の醍醐味なのではないかな~。

例えば、今回私の中で大ヒットだったのが、ボディコンがわさわさとかかっているところへマリーさんが突然頭を突っ込んで、ぶるぶるぶるぶる~としながら後ずさりして、「洗車よ、せ・ん・しゃ」と言う本当にくだらない一コマなんだけれども、これをずっと引きずって笑っていた。

 

今回もエロ連発だったな~。

江本純子さんの脚本は、なんだか男性の目線がふんだんに取り入れられてて、でもいやらしい下品なエロではなく、明るく元気になれるエロだから良い。

 

毛皮族を観た次の日の朝、「笑いながら寝ていたよ。」との指摘をうける。まじか。

寝ながら笑っちゃうほど面白い毛皮族