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人間椅子レコ発ツアー「此岸礼讃」 渋谷O-WEST

この日のために日常をがんばってきたと言っても過言ではない。

 

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今回のニューアルバムで、ノブさんのドラミングが、より人間椅子の色に近づいたと感じた。

特に、バスドラが和嶋さんのギターリフとかっちりハマっていて本当に気持ちいい。

また、アルバムで特に気になったのは、和嶋さんの創作の根底に流れているものは今もなお脈々と息づいてはいるが、もはや悟りの境地に突入しようとしているのではあるまいかということである。

阿呆陀羅経、春の匂いは涅槃の薫り、愚者の楽園、今昔聖など、タイトルを見ただけでも一目瞭然であるが、和嶋さんの思想には仏教が色濃く反映されており、仏教に支えられ創作しているのである。

 

ライブでは、MCで今昔聖という曲の誕生秘話を話していたけれど、和嶋さんのMCを聞き帰宅後すぐさま空也上人について調べる。改めて見ると六波羅蜜寺空也上人像、めちゃめちゃかっこいいじゃないか。

南無阿弥陀仏の名号を唱えながら道路・橋・寺などを造り、社会事業を行い、自らの腕の皮を焼いて燃燈供養した事績でも知られるとか。

再び今昔聖の歌詞に目を通す。

なんでこんな素晴らしい歌詞が書けるのだろう。

 

いつの間にか、ギターと真摯に向き合い人間椅子というバンドの中に生きる和嶋さんの姿が、空也上人と重なってしまった。