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ベルクの本

「食の職 小さなお店ベルクの発想」は、前職を辞めてまでも食の仕事に就きたい!と心突き動かされた、わたしの行動の指針となる一冊。

 

こんなページがあった。

「『簡単』というイメージが、無意識にでも飲食業をバカにする要因になっているのかもしれません。体を張った仕事ってなぜかバカにされますよね。試験がいらないから『簡単』と思ったら大間違い。肉体労働こそ、知的な仕事なんだ、そういう仕事は、頭と身体をうまく連動させてやらないとはかどらないし、事故のもとになる。」

と。

福祉の仕事でも、全く同じことが当てはまった。一見身体を張った仕事なのだけど、五感を働かせ、頭を使って一つ一つの発言や行動に意図と目的を持たないといけない。なぜこんなにも知的な仕事が、低賃金であり、社会的地位が低いのだろうといつも疑問だった。人手が足りてないし簡単そうだから、他の仕事は合わなかった自分でも出来るだろう、と安直な理由で福祉の道を選択する人も少なくない。

なので、迫川さんの上記の言葉には感銘を受けた。わたしが感じていたことを的確に表現して下さったな、と。

 

この本の中では、職人さんとの対談が大きく取り上げられているのだが、特にパン職人さんとの対談が大好き。

熟練された技術によって紡がれてきたベルクの世界。大好きなベルク。これからも通い続けたい。